多数派と少数派
こんにちは、郁実です。
最近、ドラゴン桜というドラマを読み返してるのですが、そのセリフに凄く共鳴するものがありました。
それは、
世の中は頭のいい人にとって、都合の良いように作られてる。だから、勉強しないとそういった頭の人にいいように利用されて終わってしまう。
といった台詞。
なるほどなぁと。
世の中を俯瞰してみないと出てこない視点ですよね。
勉強しなくても生きていける、というのは確かにそうなのですが、そういった風潮に何も考えずに乗っかると、そういった風潮を作り出した側の思惑通りになってしまう。
個人的には、世の中でいう常識とかそういったものって、自分もその1グループに入っているという思い込みから成り立つものだと思うんです。
つまり、そもそも常識というのは多数派の人々によって作られたものであり、自分がそれに当てはまるとは限らない、ということです。
だから、こうあるのが幸せだとか、逆にこうなったら不幸せだとか、そういう一般論を一度疑ってみる必要があるんです。
どこかで聞いた話なのですが、働きアリたちは餌を運ぶためのルートを作り、そのルートに従って餌を運ぶのですが、働きアリの80%はきちんとそのルートに従って餌を運ぶことができますが、その中で不器用な20%のアリはフラフラしてぶつかったりしてしまいます。
でも、そのアリたちがルートから外れてぶつかりながらも進んだ道が、意外にも餌と巣までの道をショートカット できて、今度はその道に従って働きアリ達が歩き出す、という実験があったらしいです。
つまり、私たちが常識としていることがいつも正しいとは限らず、不器用で傷だらけになりながらも新しい道を作り出す人々もいて、その人たちが作り出した道が意外にも新しい発見だったりするんです。
だから、自分は他の人とは違って不器用でバカだなぁって思ってる人も、実はその20%のありみたいに、多数派に乗らないだけで逆にその多数派を指導するような、人類の発展に貢献するような、そんな力を持った人である可能性が高いんです。なので、そんな自分に誇りを持っていいんだよ、と言いたいんです。
全体を俯瞰してみる、自分という立ち位置を確認してみる、そう言った視点を持つことで、意外にも自分の価値を見いだせることができるんじゃないか。
そんなことを思った今日一日でした。
(まとまりが無くてすみません💦)
郁実